何はともあれ焼くw

1shopmobile.comから届いたAcer Liquid(白)ですが、firmwareのバージョンは Acer_Liquid_1.001.01_AAP-CSLとなっていました。この firmwareの出来がいまいちで、ストリートビューが使えなかったりWidgetがやたら強制終了したりします。また、海外版のAndroid端末は漢字フォントが中華風なので、われわれ日本人には些か可読性がよろしくありません。フォントを書き換えるにはroot権限でのログインが必要になります。ということで、恒例の「焼き」の作業に入ります。
必要なものは、modacoに揃っています。HTC Shiftの解放で有名な管理者のポールくんが、Windows/MacOSX/Linux環境で必要なものをすべて用意してくれているので、と〜ても簡単にできます。助かります。ポールくん、偉い!こんなできる子だなんて、見直した!今日から「ポール様」と呼ばせていただきます。(あ、私はポール様にSamsunデバイスで色々便宜をはかったりと、以前からやりとりしていますので誤解無きよう)
という訳で、必要なものをダウンロードします。現在、modacoの該当スレッドで手に入るのfirmwareは、

  • 1.004.00-EMEA-GEN1(test2ru)
  • 1.002.05-EMEA-GEN1
  • 1.002.03-EMEA-GEN1
  • 1.001.05-AAP-CSL

の4つです。今回は、1.004.00-EMEA-GEN1を焼いてみました。ダウンロードして添付のドキュメントに沿って、

  1. 電池を抜く
  2. USBに繋ぐ
  3. 電池を装着
  4. カメラキーを押しながら電源ボタンを押す

これで、FastBootに入ります。各環境用にスクリプトが用意されているので、ターミナルから実行するだけで書き込みが完了します。ちなみにOSXではドライバのインストールも不要でした。AAP-CSLのハードにEMEA-GEN1のfirmwareを焼くと再起動ループに入るはずです。ここでは落ち着いてバッテリーを抜きましょう。
次に再起動ループを解決&root権限取得のために、SuperBootを焼きます。該当スレッドにはSTANDARDとALTERNATEがありますが、CSL版ではALETERNATE(AAP-CSL)を使います。firmwareと同様の手順で書き込むと、再起動ループが修正されます。ただし、1.001.05の保存データとバッティングするので一度ハードリセットが必要になります。Vol.Up+Vol.Down+電源ボタンでハードリセットですべて初期化しましょう。
フォントの入れ替えは、sakiraさんの解説がとても分かりやすいので、参照ください♪