サルでもできるAndroidのビルドその3(ビルドツリー同期編)

え〜と、前置きを考えているうちに段々と面倒くさくなってきて、すでに企画倒れの感の強い。『サルでもできるAndroidのビルド』ですが、日本語端末も年内になんとかなるのかなぁ・・・なんて期待もあって、ちょっとは盛り上がって欲しいですし、makeまではあともう少しなので、この文のようにマッタリとダラダラと書き連ねていこうと思います。←ここまでで一文w

前回のエントリで、ビルドツリーをhttp://android.git.kernel.org/と同期するためのリポジトリ情報を手元にもってくるところまで作業を済ませました。このエントリーでは、

と、ここまでやってしまおうと思います。
まず、リポジトリの修正用にhttp://source.android.com/documentation/building-for-dreamから、local_manifest.xmlを持ってきてチマチマと修正・・・というのがありがちですが・・・『サルでもできる』というコンセプトにしたがって、

$ curl http://www.sa-y.com/~chai/test/local_manifest.xml > ~/mydroid/.repo/local_manifest.xml

以上で、リポジトリは2.6.27のMSM用カーネルで、htc_dream用のベンダー依存コードのほとんどがコピーされることになります。ここまでくれば同期となるのですが、ネットワークの向こうからビルドツリーを同期するのには、小一時間かかるでしょうから、たっぷり時間があることを確認してから

$ cd ~/mydroid
$ repo sync

としてください。エラーで途中で中断せずにプロンプトに戻ってくれば成功です。
次回は、機器固有ライブラリの展開と、ホームキーやキーロック絡みの修正。そしてmakeの予定です(ホントか?)