task 2aコマンドについて

多機能CID UnlockerなHard-SPLは、CID Unlock以外にもさまざまな機能があります。その名に由来する上書きできない安心BootLoaderもすばらしい機能ですが、FlashROMデバイスの宿命であるBadBlockの発生についても対応されています。BootLoader画面でUSB接続して、mtty.exeをUSBで開き、Enterすると、さまざまな危険なコマンドが実行できるのですが、Hard-SPLではtask 2aというコマンドが追加されています。
このコマンドを実行すると、FlashROMに対して、次々とブロックWrite/Readテストを実行し始めます。このとき、正常に読み出せないブロックはBadBlockとして登録されます。*1
ROM書き込みが途中でとまってしまうような症状が発生した場合でも、このコマンドで復旧できる事がほとんどだと思います。結構時間がかかりますし、実行後はBootLoaderのみの端末となってしまいますが、正常動作するROMを書き込めば元にもどります。
途中でROM焼きが止まってしまう症状が発生した場合、参考にしてみてください。

*1:Factory SettingのBadBlockは消去しないそうです