keypad.dllを書き換える

Kaiserのフルキーボードには、とても良い位置に、あまり使わないファイルエクスプローラーというアプリケーションが割り当てられています。というわけで、別のソフトを起動できるように変更を試みてみました。パッチをあてるのは、\Windows\keypad.dllです。keypad.dllをバイナリエディタで開き、UTF-16で文字列を検索すると、\Windows\fexploer.exeという場所が見つかるはずです。ここを任意の文字列に変更します。今回は\Windows\fkeyappl.exeに変更します。*1
これにオレオレ署名を付けて、署名と一緒にCABにパッケージ。署名の付け方と、XMLを含んだCABの作り方は、ここここを参考にしてください。
インストールしてリセットすれば、何事も無かったように再起動し、するりとFn+→で\Windows\fkeyappl.exeが起動されます。とりあえず、execmulti.exeをfkeyappl.exeと名前を変更して、fkeyappl.iniにGSFinder-Cを起動するよう記述してみました。ランチャーを起動してもいいですし、execmultiなので色々応用は利きそうです。
以上、Kaiserのキーボードドライバへのパッチあてでした。

追記:ROMに焼く場合は、mxip_*.provxmlに証明書のXMLを忍び込ませればOKです。証明書が組み込まれていれば、初回起動から、パッチをあてて署名しなおしたDLLが、ちゃんと動作します。

*1:.lnkも試しましたが、起動できませんでした